大みそか恒例のNHK紅白歌合戦の出場者が発表された。KinKi Kids、宇多田ヒカル、PUFFYが初出場とは意外だったが、弟さん思いの市川由紀乃さんも初めて選ばれ、香西かおりさんが復活?したことは演歌好きの身として喜ばしい限りである。
 SMAPは特別枠での出場で交渉続行しているとのことで、解散は決まったが、彼らの最後の生歌を聴きたいという視聴者は少なくないだろうから叶えばいいと願っている。
 昨年まで66回の歌合戦には単なる歌の競演ということだけでなく見る人個々の人生も投影される。家族で紅白を見るならまだしも一人寂しく見る方もおり、そういうことではその年の締めくくりというだけでなく、新年に向け負けず魂を培う媒体との見方もでき、幸せな方も不幸せな方も日本人が心を寄せる歌番組なのであろう。
 30年ほど前に低調な時期があったが、今は回帰しており、年の最後に紅白を見るのが日本人としてのアイデンティティー(同一性)になっているようだ。
 日本人の同一性という観点では本市の名士カラオケ歌謡祭もその類だろうか。何せ稚内のイベントで唯一、1200人収容の文化センターを満員にするというのだから恐れ入ってしまう。
 昨日、出場者と歌唱曲が主催者の稚内市文化協会から発表されたが、出場する皆さんは今、練習に余念がないといったところか。
 来月4日の歌謡祭を終えると師走も佳境を迎え、誰しも慌しく年の瀬を迎え百八の煩悩を取り除く除夜の鐘を聞く前に紅白を見て今年を締めくくるわけか。