特殊詐欺集団の暗躍は続いており、今月16日には稚内市内の70代の女性に対し「老人ホーム建設する際の支援対象になっている」、翌日には別の食品会社を騙る男から「債権購入ありがとうございます。キャンセルするなら裁判にかけます」などとの電話があり、不審に思った女性が消費者センターに相談し被害に遭わなかったが悪党たちは手を替え品を替え現金を騙し取ろうとしている。
 オレオレ詐欺は過去のことのように犯人の手口は巧妙化しており、相手は高齢者ばかりでなく若者にも向けられており注意が肝要だ。LINEの4桁の認証番号を何らかの方法で聞き出しアカウントを乗っ取り他人になりすまし電子マネーを購入するよう求められた20代の男性は、実際に7000円分の電子マネーを購入し送付してしまった被害も今月14日稚内市内であった。
 電子マネーはコンビニで購入できるようでギフトカードとして友人や家族など身近の人を装い詐欺を働いていることを道警は明らかにし注意を呼びかけている。
 電子マネーが犯罪の道具として使われることの危惧は以前からあり、考案者の一人(外国人)が逮捕されたこともあって危険性が指摘されているのに拘らずネットの世界で普及してきている。
 現金がなくてもクレジットカードなどで物を購入できるし飲食も交通機関の決裁もできる現代にあって電子マネーが広がるのも分からないではないが、悪貨が良貨を駆逐するが如く犯罪に利用されるようじゃいけない。
 便利になり過ぎた先に何が待ってるのか。