%e9%89%84%e8%b7%af%e5%bb%83%e6%ad%a2

 稚内市歴史・まち研究会主催のJR宗谷線問題を考える講演会は20日夕方、市立図書館で開かれた。
 富田会長が「通勤などの足として必要不可欠な路線であることを訴えなければならない」などと参加した市民40人を前に挨拶し、同研究会員でさいたま市在住、鉄道ファンの写真家工藤裕之さんが「宗谷本線を軸とした道北新時代」と題し講話し、JR北海道と宗谷線の現状として、道内の5割約1200㌔が廃止候補となっている。廃止が決まると道北・道東から鉄路がなくなってしまうと話し、観光についても外国人向けのJR乗り放題切符「ジャパンレールパス」の昨年度利用者は約80万人おり年々増えているのに「宗谷線がなくなれば観光ルートから完全にはずれインバウンド誘致の特権を失う」などと鉄路存続の重要性を訴えていた。
 かって北防波堤ドームにあった稚内桟橋駅の復活や宗谷線を核とした道北版DMO(観光地域づくり推進法人)の設立の重要性のほか、道北地域で撮影した写真を紹介しながら工藤さんは「道北エリアは世界トップレベルの観光地になる潜在能力がある地域」と話していた。