%e6%9d%a5%e6%98%a5

 来春、港地区(たかはし内科胃腸科跡)で診療所を開業する予定の医療法人社団オロロン会の小野哲郎理事長(63)が、16日夜に開かれた稚内市開業医誘致助成審査委員会の会議に出席したあと取材に応じ「稚内で開業されている医師が少なく市民が非常に困っている。市立稚内病院にかなりの負担があるので何らかの対応を取りたいと思っており、少しでも力添えになりたい」と、来春の開業を目指していることを明らかにした。
 小野理事長は鹿児島県出身。長崎大学医学部卒業後、長崎県や埼玉県で勤め、道内では豊浦町、昭和62~平成16年まで中頓別町で勤務医をしたあと、平成16年に苫前でクリニックを開業し、19年に医療法人化した。
 5、6年前に医師不足など稚内の医療に関する新聞記事を読んだ際、協力が出来ればと考え、稚内市が取り組む開業医誘致に関する助成制度を知り、昨年から稚内への進出を検討しながら市と相談し開業計画を進めてきた。
 医療法人化しているため自分自身が稚内の院長になれないことが問題だったが、道内で医療活動をしている63歳の医師に院長として赴いてもらうことにしたという。
 新しい医院の名称は「医療法人社団オロロン会 南稚内クリニック」。内科、小児科、外科、皮膚科の4科目。診療時間は午前9時~午後6時まで(受付は午前7時45分から)。開業スタート時は月~木曜日までだが、6月以降は日曜日も診療する。金、土曜日についても他の医師が見付かり次第、診察したいとしている。