たかが4秒されど4秒であろう。大黒4の西條百貨店稚内店前の国道の横断歩道信号機の作動時間が7日、16秒から20秒に長くなるという記事を読んだ80歳近いという女性から「警察に感謝しております」などとの電話が本紙にあった。
 この女性によると以前は(若い頃は)そのようなことはなかったのだが、年を取るにつれ店内で待ち青信号を渡るも途中で赤信号に変わってしまうので2カ月ほど前に稚内署にお願いしたところで、横断歩道信号機の時間が長くなるという記事を読み嬉しさのあまり電話をかけたようなことを言い、電話を取った筆者にまで「有難うございました」と感謝の言葉を述べていた。
 高齢者や障がい者ら弱い立場の人たちに助け船を出すのが官庁など含め周りの務めであり、警察に対し普段は辛口の筆者も今回の対応には称賛の声を惜しまない。
 信号機の設置や変更などは一警察署の判断で出来ることでなく道警旭川方面本部や公安委員会の決裁のもと実施されたのであろうし、稚内署など関係者のお骨折りを称えたい。
 幹線道路の国道40号は稚内の目抜き通りで走行する車両が多い。西條付近は車両に加え買い物に訪れる市民もとりわけ多く横断歩道を渡らない人もおり高齢者の場合には事故も懸念される。
 歩行者にとって〝救いの4秒〟となる他方、運転者には〝苛々の4秒〟になるやも知れないが、道路はあなた方(運転者)だけのものでなく歩行者のためにもある。運転者として安全運転するためにも〝ゆとりの4秒〟としてほしい。