稚内労基署管内(宗谷管内10市町村、天塩町、遠別町)の10月末の労働災害発生状況が同署から発表された。
 10月は製造業、漁業各2件、建設業、商業清掃業各1件、その他の事業2件の9件の労災があった。
 具体的には▽段差のあるシャッターを通る時に物を踏み転倒し左ひじを骨折(食料品製造業)▽車両足回りのサビ落としでブラシを取り付けたハンドグラインダー使用中にワイヤが飛んで左目を直撃(その他の製造業)▽トラックのコンパネをロープで締付け作業中、ロープが緩んだのでコンパネに乗り直していたところバランスを崩し落下し両足のかかとを骨折(建設業)▽甲板上の水揚げ作業で八尺を投入する際右腕を打ち骨折(漁業)▽屋根でアンテナ取り換え中、梯子を踏み外し転落し右かかと骨折(商業)▽浴場の清掃でシャワーホースが足に絡み転倒し、その際床についた左手首を骨折(清掃業)▽製品を機械で箱詰め作業中滞ったので点検口の蓋を開け作動スイッチを切り手を入れたところ機械が完全に停止しておらず指を切断(その他の事業)▽施設利用者が下車する際、ギアをドライブのまま降りたため止めようとし別の車との間にはさまれ左足骨折(同)など。
 凍結路面での交通事故、除雪作業中の屋根からの墜落など冬季特有の労災や暖房に当たっては十分な喚起と給気などにも注意するよう同署では呼びかけている。
 10月末累計の労災は80件(うち死亡1件)。昨年同期に比べ8件増えている。
 産業別労災。
 ▽製造業 17件(昨年同期14)▽建設業 14件(同14)▽道路貨物運送 3件(同8)▽その他の運輸 1件(同0)▽林業 5件(同3)▽漁業 12件(同12)▽商業 7件(同4)▽清掃業 5件(同4)▽その他の事業 16件(同13)。