66年ぶりという10月の10㌢超え積雪から一夜明けた昨1日の朝方は車道はツルツル路面と化し運転も大変だった。歩道も劣らず滑りやすく足元に注意しながら、そろりと歩く市民が多くいた。
 足元ばかり見ていると先や周囲のことには目が届かず、不意に知っている人から「おはようございます」と挨拶をされるなど失礼することがある。
 小社の役員を除く社員は介護保険料を払わなくても済む40歳未満の人ばかりなのだが、記者には「先を見て仕事するように」と言い聞かせている。目先のことだけに神経が行くと自分の将来像を探ることができないし、何よりも仕事自体が遣っ付け仕事、言い換えればいい加減な、その場限りのことになってしまうからである。
 仕事のあり方として目の先の事に集中するのは悪いことではないが、長い人生を考えた場合、先を見て熟慮し行動する方が経験上からも吉に出ることが多く、この人生訓はしつこいほど言い含めている。
 しかし昨日のように滑りやすい歩道だと先を見ていては滑ってケガをしてしまう。だから状況に応じて見方を変えることも必要になってくる。
 人口減少などにより稚内の将来を危惧する声が多い。経済界では縮小一方のパイ(分け合うべき収益・費用など)に「今が限界だ」と悲嘆する。しかし本当にそうなのか。現状でも未だ未だ掘り起こしが可能なのであるまいか。
 カーリング場、日ロ航路に一部で批判の声がある。足元も大事だが、将来見据えたビジョンも大切であろう。