稚内軽量運輸(佐々木政美社長)の移動スーパー買い物支援隊が騒音苦情により今月30日で運行を休止することになった。
 移動スーパーの車両が来たことを知らせる合図の音楽が「うるさい」と苦情があり、計測したところ稚内市条例の規制値を超えることが判明したもので、条例違反の状態で運行するわけにはいかないとして、断腸の思いでの休止になった。
 ということで先日、軽量運輸の佐々木社長を尋ねたところ無念がっていたが、合図の音楽を流さないで顧客に知らせる新たな方法を検討しているようで当方も安堵したところであった。
 佐々木さんが移動スーパーを始めたのは高齢化社会になり足が不自由なり外に出るのも支障がある高齢者や障がい者世帯の買い物難民解消の一助としてでスタートし1年ほど経ち営業を継続していくのに可能な固定客を持つようになったそうだが「音楽がうるさい」と言われ、実際、市の条例違反ではいかんともしがたく休止するに至ったわけだ。苦情は東地区で多く、場所が片寄っていることには佐々木社長も当惑していたが。
 年を取り車の免許証を返上したいにも拘らず返上できないのは買い物や病院通いのこともあってのことで、そういうことでは買い物支援隊によって免許返上の動きが出てきた矢先の休止は残念でならない。
 大型食品スーパーによって安価な物を大量に購入できる人たちはいいが、その恩恵から取り残された買い物難民救済は行政としても悩ましい限りだろう。
 早期再運行を望む。