休みだというのに宗谷総合振興局の対応の速いこと。金曜の夜にあった職員の飲酒運転で坂本局長が翌日に記者会見を開き、事実を明らかにし謝罪する。
 稚内警察署に検挙された男性職員(27)は大黒で飲んでから代行車を呼ぶも仲々来ないので自らの車を運転してしまったそうだが、飲むのを分かっていて近くまでマイカーで行くというのは普段から飲酒運転をしていたのでは―との疑念さえ出てくる。
 筆者も飲む機会があり代行車を使うことがあるが、幾ら遅いといっても待つものであり、飲んで判断が誤ったとしても公務員、いやドライバーとしてやってはいけない行為だ。
 運転代行業は金曜の夜〝花金〟にもなると商売繁盛のようだが、車両や従業員が限られており、客の要請に遅滞なく応えようにも今回のように遅いこともある。しかし、その時間を待てず運転するというのは、これだけ官民挙げて飲酒運転根絶を叫んでいる努力を無駄にするものであり、今回の道職員には猛省を求める。
 それと警察の対応だが、飲酒運転は逮捕するべきであり、氏名を不公表できる検挙というのは納得できない。逮捕と検挙に恣意的なものが生まれるだろうし逮捕し身柄を拘束するべきだ。罪を悔いて自死する恐れを防止するためでもある。
 飲酒運転に寛容だった日本も福岡での幼子3人の死亡事故、道内での小樽や砂川での事故など契機に運転者だけでなく同乗者、そして飲食店にも累を及ぼし、覚醒剤同様〝ダメゼッタイ運動〟が展開されているというのに懲りない奴がいる。