地震頻発国日本。山陰の鳥取県倉吉市を震源とする震度6弱の地震が起きた。春の熊本地方でのよう日を置かず再び大きい地震が起こるやも知れず、住民の中には車中泊する人もおり、不安な日を送っている事お見舞申し上げる。
 北陸など日本海には3、4基の原子力発電所があり、地震による被害が懸念されたものの「異常なし」ということで安心しているが、このようにしょっちゅう地震がある日本列島での原発は正しいものなのか。幾ら原子力規制委員会が承認したといえ再稼働は大丈夫なのか。国民誰しも心配であろう。
 物事に「完璧」という言葉はない。福島第一原発の放射能洩れでどれだけの住民が避難を強いられ、5年過ぎた今でも町に戻れずにいることか。これだけ経つと避難というのではなく、新たな安住の地で人生を再出発しているというのが実情であり、元々住んでいた土地で生活できないのは悲劇と言ってもいいことだ。
 そういう状況を見聞しているのに政府や政権与党の自民、公明両党は電力会社などと共に原発再稼働を急いでいる。経済優先のカネの猛者如く危険性を顧みず自分たちの利益を押し付け国民を犠牲にしようとするのは世も末の感がある。
 我々の住む北海道にも泊原発があり、北電は「再稼働すれば電気料金を下げる」とほざいているが「ふざけるな」と返してやる。
 原発停止後の2回の値上げで単年度収支は黒字に転じているので値上げした何割かでも下げるのが電力会社としての社会的責務のはずである。