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 国境観光の魅力を発信し活動する境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN)の設立5周年記念のシンポジウムに、稚内からパネリストとして参加する市教委の斉藤譲一学芸員(43)=写真=は「ロシアとの関係が古くからある稚内の魅力を伝えてきたい」と意気込んでいる。
 今月25日に東京で開かれるシンポジウムには国内の国境に近い沖縄県与那国、長崎県対馬、羅臼などの関係者はじめ国境観光に携わる専門家が参加。今回は世界遺産の小笠原をメインに講演などが行われるが、5周年を記念したパネルディスカッションでは「成果と展望」をテーマに、各代表者が10分ほど夫々の国境観光への考えなど話す予定にある。
 稚内から参加する斉藤学芸員は「観光と交流」をテーマに戦前は日本領だった南樺太、稚内と大泊(コルサコフ)を結んでいた稚泊航路、今年再開したサハリン航路による今後の可能性や展望を説明する。「航路があることで文化、観光などの交流で色々なメリットがあることを全国の関係者に発信してきたい」と力を込める。
 翌26日から小笠原である国境観光ツアーにはJIBSNとの関わりが深い北大スラブ・ユーラシア研究センターのメンバーとして稚内から写真家の斉藤マサヨシ氏(61)も参加する。