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 5年前の東日本大震災後、被災地に磯船など贈り支援した稚内宮城県人会の中澤和一会長(69)が、故郷の気仙沼市を訪問し、稚内などの漁師からの支援船で操業するワカメ漁など復興状況を確認して来た。
 中学時の同級生が集まる古希を祝う会の出席のため妻のすみ子さんと共に今月8日から1週間ほど宮城県を訪問。平成25年以来3年ぶりに気仙沼周辺でワカメやウニ漁などをする漁師に会い復興状況を聞いてきたという中澤さんは「稚内や利尻などの漁師から支援を受け送った30隻余りの船と船外機は立派に活躍していた。漁獲量も震災前の状況に戻りつつある」とし、ワカメ漁の漁師からは「本当に稚内などからの船の支援があってこそ今がある。感謝の気持ちを伝えてほしい」と思いを託されたという。
 100人以上が出席した古希を祝う会で、友人が9月6日の大雨による稚内の冠水被害を心配しサプライズで募金を集めていてくれて会場で託された。その際に「大雨で稚内の人は大丈夫」「少ないけど役立ててほしい」と声をかけられたという中澤さんは「震災で家をなくし仮設住宅に住む人もいるのに、自分たちが大変なのに稚内のことを気にかけてくれ涙が出るほど嬉しかった」と語った。
 18日に工藤市長を訪問した中澤会長は、災害見舞金を渡し気仙沼市の復興状況などを報告した。