国の本年度補正予算成立を受け、稚内開建は事業予算額など公表した。
 今回の補正額は道路3億4000万円、港湾整備5億4900万円、農業農村整備17億円の25億5300万円。当初予算と合わせると125億2600万円になった。
 昨年度は1月の補正で、TPP関連の政策予算として農業農村整備だけで40億4000万円あり、ゼロ国債31億6500万円含め72億500万円。当初の107億9500万円を加えると180億円だったことから、今年度は比較すると54億7400万円少ない。
 しかし問題は実際の補正〝真水〟の予算であり、昨年に比べ15億円弱少ないものの、その中味はというと昨年度の補正はTPP(環太平洋経済連携協定)大筋合意に伴う農業農村整備事業だけだったが、今年は道路、港湾整備、農業農村整備事業と3事業であり、年明け以降の3次補正の話もあり2次補正までの事業額が少ないとはいえ挽回することも予想されよう。
 道路は国道40号天塩防災、国道238号浜猿防災の代替性確保ネットワークの整備と、国道40号と国道238号の防災老朽化対策の推進▽港湾整備は稚内港の大型クルーズ船受入環境改善▽農業農村整備は、国営総合農地防災事業サロベツ・ポロ沼・勇知地区、国営農地再編整備事業東宗谷各地区。いずれもTPP関連費。