8月から約2カ月間運航されたサハリン航路について、高橋知事は5日の道議会で運航経費を助成する稚内市に対し、財政支援することを明らかにした。
 サハリン海洋汽船SASCOを運航主体とする航路の運航経費56万㌦(約6000万円)は、サハリン州政府と日本側の双方で折半することになっており北海道サハリン航路(藤田幸洋社長)から支援要請を受けた市は、先の9月議会で運航助成費として約3000万円の支出を決定。その額の半分に当たる金額(約1500万円)を道が支援することを知事が表明した。
 今回の高橋知事の正式表明を受け、坂本宗谷総合振興局長は「航路の再開はサハリン州や稚内市はじめ地域の方々の強い熱意から実現したものであり、局としてもこの航路はサハリン州との文化・経済などの交流促進にとって大切なものと考えている」とし、「今後、稚内市やサスコ社、三セクが来年度以降の運航について検討を行うものと認識しており局としては地域の方々と連携し航路の利用促進など両地域の交流がより進むようしっかり取り組んでいきたい」とコメントを発表した。