稚内地区保護司会が創立60周年を迎え、金曜夜に開かれた記念式と祝賀会に出席し、受刑者の更生という仕事を託された保護司の皆さんの活動に改めて敬意を表したところであった。
 稚内地区(稚内、猿払)には56人の保護司さんがおり、定員充足率は百%で全道的にも活発な活動をしており稚内更生保護女性会や稚内BBS会、稚内地区協力雇用主会などとの連携もしっかりとし、罪を犯し受刑終了後の人たちの更生への行いには頭が下がる思いがしている。
 というのは永年、保護司を務めた人は天皇陛下からの褒章・叙勲の栄誉に浴する方が多く筆者が取材する中、誰もが人のため社会のため協力したいと、篤志の心持を語る。その中ですっかり更生し結婚した人が自分の奥さんや子供を連れ感謝の心を伝えにくる時には誰しも「保護司冥利に尽きました」と、自分の事のように更生を喜んでいたものだった。
 無償の善行というのでしょうか。60周年記念式に出席していた保護司さんや関係団体の人たちは粛々と、かつ淡々とした様子であったが、星霜60年という歴史は会員一人々々が築き上げてきたものであり誰もが喜びに浸っていた。
 祝賀会では隣席の鎌田正之東小校長と佐藤恵美子北海道BBS会長と懇談した。式典の司会を務めた倉弘子さんを通しBBS会の活動を知り以前、稚内BBS会長を務めた佐藤女史の泰然とした様子、そして鎌田校長の教師として人間としての素晴らしさには感銘したところであった。
 他にも旧知の人が随分おり、縁に感謝するばかりであった。