21、22の両日あった北海道日本ハムファイターズと福岡ソフトバンクホークスの2戦はパ・リーグ覇者がほぼ決まる天王山とあって互いにしのぎを削る稀に見る素晴らしい戦いであった。結果はハムが連勝し優勝へのマジック6が点灯したものの、工藤監督はじめソフトバンクの選手たちは諦めてはおらず、おそらく最後の最後まで目を離せない展開になるであろう。
 それにしても勝負は分からない。6月までハムとは11・5もゲーム差があったソフトバンクが逆転されるとは。ハムの15連勝という快進撃はあったものの、ソフトが首位を譲ることを誰が予測したであろうか。
 何を為すにも油断は大敵である。相手ではなく自分自身の気が緩み「負けても追い付く筈がない」という安易な考えが、まさかの事態を生んでしまう。
 道民の1人としてハムのマジック点灯はこの上ない喜びだが、残り8試合油断なく戦ってほしいものだ。
 今年のハムは選手個々が自分の役割を知り結果を残してきたのが一番だろう。4番の中田はじめ打線は1番~9番まで機能し、投手も有原らが力を出してきた。その打線と投手力双方に一番力を発揮したのが大谷であり、22歳の好青年によるところが大きかったといえよう。
 大リーグ志望の大谷を翻意させ入団させたハムにとって今シーズン終了後の処遇をどうするのか。本人の希望を叶えてあげれば退団ということになろう。
 大リーグでの大谷の活躍ぶりを想像すると退団止むなしということになるのか。北海道に残ってほしいね。