%e5%bb%ba%e9%9d%92%e4%bc%9a

 北海道建青会主催の第31回全道会員大会は16日午後、ANAクラウンプラザホテル稚内で250人の会員や関係者が出席し、未来の建設業のあり方を探り飛躍・発展を誓った。
 「新化~若者が未来を描ける建設業へ!~」をテーマに、平成17年以来11年ぶりの稚内大会では斎藤敬介会長(宗谷建設青年会長)が「少子高齢化や建設業の人材不足は地域で危機的状況を迎えている。地域の安全安心を確保するため魅力ある建設業の姿を若者に発信しなければならない
」などと挨拶。続いて今道開発局長(代理・原俊哉道開発局開発監理部次長)、高橋道知事(代理・小林敏克道建設部技監)、岩田圭剛道建設業協会会長(代理・栗田悟道建設業協会副会長)、藤田稚内建設協会会長が祝辞を述べた。
 このあと、岸邦宏北大准教授が「日本最北端の地にて地方のあり方を考える」、ノンフィクションライターで編集者の北室かず子氏が「学校では教えない、建設業の仰天人物伝―北海道をつくってきた『公』の心」と題して基調講演し、「若者が未来を描ける建設業へ」をテーマに、若林利行道校長会道北支部宗谷ブロック長(稚高校長)、斎藤会長、北室かず子さんの3氏が荒木正芳北海道建設新聞社社長をコーディネーターにパネルディスカッションを開いた。
 斎藤会長から今年に入って管内の高校生と保護者、教諭を対象に建設業に対するアンケート結果と出前講座・座談会後の意見を公表した中、生徒などから共通して勤務時間が長いほか、給与が安いなどの厳しい意見があったことが報告された。北室氏や若林校長は「生徒の建設業に対する認識不足もある。出前講座など地道な活動を続ければ生徒たちの意識も変わる」などと述べた。
 今後の建設業の人材確保に向けて生徒たちからは、やって形に残り自分の自信になるような職に就きたいとの声があり斎藤会長は「生徒や保護者への理解は勿論、今後はITの活用など危険でなく遣り甲斐がある建設業というものをPRしていきたい」と話していた。