先日、某団体の集まりに出席したところ、役員を決めるのにしゃんしゃんと行きそうだったので居並ぶ面々を前に「会を活性化するためにも今まで通りでなく議論をし決めましょう」と我が身を顧みず発言をした。
 社内でも社外でも「踏襲はいけない」と主張している筆者にとって至極当たり前のことを述べたのだが一部参会者にはハレーションあったよう。議長役の手綱さばき宜しく丸く収まったので安堵したところであった。
 日本人は西欧人などと比べ議論下手で相手ととことん話し合い終着点を見出すことが苦手な民族とされてきたが、社会がこれだけグローバル化すると島国根性の狭い料簡では国際化の波に乗れず立ち遅れてしまう。
 この閉鎖性というのか議論下手は田舎ほど顕著なようで、それこそ侃々諤々の話し合いを嫌う傾向があり、何となくその場の雰囲気で大勢を決めてしまう嫌いがある。
 このことで稚内市民を代表する市長選挙に2期目と4~8期まで無投票だった浜森辰雄氏の顔が浮かぶ。初当選は当時の東峰市助役(のちの千歳市長)との熾烈な選挙戦を制し3期目は共産党から立候補者があったものの泡沫だった。
  「浜森天皇」と言われ市民誰しも認める市長であったが無投票当選が6回もあったのは正常ではない。その後市長選は工藤市長の2期目を除き選挙が行われている。
 2期目の任期も2年半もあるのに気の早い話とは思うが次は対抗馬が出るのか。選挙がなくては民意も分からない。しゃんしゃんはいけない。