植木等さんの歌ではないが「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」。毎日午前9時~午後5時まで仕事し毎月必ず給料が支給される会社員を揶揄したというのか嘲弄したものと個人的には解釈しているが、そのサラリーマンに対し漁業や農業など一次産業に従事する人たちは朝も夜も関係なく漁をし、畑を耕し、牛の世話をしなければならない。
 稚内農協組合員の酪農家が病気やケガ、冠婚葬祭、旅行などで作業に従事できない時にサポートする酪農ヘルパーが9月から8人(専任)態勢となり補助ヘルパー含め充実した支援が可能になった。
 皆さん御承知のよう農家というのは稲作・畑作、酪農とも大変な仕事である。機械化され省力化は進んでいるが、酪農の場合、搾乳は朝夕2回し、牛舎の清掃、そして出産と息をつく暇がないほど忙しい。
 その手助けをするヘルパーが増員され充実したことは担い手不足や汚いなど3K職場として就労者が少ない酪農事情にとって大助かりだろう。
 話を冒頭に戻し給料取りも今は大変な御時世であり、公務員はまだしも民間会社はノルマというか仕事もきついし何時潰れるかも分かりはしない。
 その点、漁業や農業は自分の腕次第で収入を上げることもできるし、何よりも小間使いされない一国一城の主である。
 農業はTPP(環太平洋経済連携協定)の行方が気に懸かるが、稚内は第一次産業が基幹産業であり、跡取りでなくともやる気さえあれば就労できる環境にある。憎たらしい上司を見返してやれ。