「黒田の男気」などと新聞の見出しが躍った広島東洋カープのプロ野球セ・リーグ制覇。25年ぶりというのだから驚きの優勝だった。ビリ予想していた評論家もいたが、中には投手力は前田健太が抜けたものの程々良く、あとは打線次第―との見方をしていた評論家もおり、後者の方もまさか優勝とは思わなかったであろう。
 黒田と新井の練習への姿勢を後ろから見てきた若手選手が緒方監督の「神ってる」発言を踏み台に〝カープ女子〟いや広島全市民の応援を背にホップ・ステップと来た。残るはCSを突破し日本シリーズでパ・リーグ覇者を破り日本1になることだろう。
 ところでパ・リーグのペナントの行方は。ソフトバンクが柳田や細川の故障などあり今や常勝球団の姿はなく15連勝した日本ハムが現在、首位に立っている。ソフトバンクの凋落は油断であろうし、首位のハムとて安心すると(安心していないだろうが)陥落し入れ替わる僅差である。
 広島と対戦するのはハムかソフトか。道民としては是が非でもと念じているが、そうは問屋が卸さないだろうし、ハムにはひと踏ん張り願っている。
 話は野球から大相撲へ。白鵬が休場し優勝と綱取りに絶好の機会が訪れた稀勢の里だが初日は大関らしからぬ攻めで脆くも黒星。開き直って残り14番全て白星を期待しているものの、そうなりそうもないようだ。 「名大関なれば」と奮起を促したい。
 スポーツ観戦という趣味を書かせてもらう職業は容易いように感じるでしょう。末永くお付き合い下さい。