大雨が収まり市内各所で泥などの後始末が行われると共に被害状況も明らかになってきた。裏山からの土砂の混じった沢水だけでなく河川氾濫での浸水によって休業を余儀なくされた店舗もあり復旧に何十日か掛かりそうな被害もあった。
 8日午前中、商工会議所では会員事業所に被害が及ばなかったか調査する中、中田会頭から電話があり鋭意努める旨指示を受けた鈴木事務局長ら事務方が「光速憧路」 (港5)と「サンドライセンター」 (緑1)が河川氾濫で店舗内まで浸水したとして見舞いなど対応することとし、会議所から帰社する道すがらでは文化センターで成澤館長ら職員が建物前側溝に溜まった泥を除く作業をしていた。
 その後寄った市立病院売店の従業員に聞くと病院の中庭も裏山からの鉄砲水が腰まで浸かるほど流れてきたそうで、本紙で伝えたよう本社社屋隣りの市立病院保育所裏山も崩れ子供たちが避難するという騒ぎも起きており、市内各所で爪痕が小さくなかったことが改めて分かった。
 「光速憧路」が被害を受けたチララウスナイ川の氾濫ではサケ遡上を防ぐ目的で今年新たに設置した防護網に上流からの土砂が堰き止められる格好になり氾濫を大きくしたようだとの流布もあったが、後で市に確かめると6日早々に網を外したとのことで、それだけ雨が激しかったということか。
 市の防災情報メールは6日午前5時52分以降30件以上に及び、避難した住民の話では防災ラジオが役立ったようだ。被害が拡大しなかったのは幸いだったが、課題も残った大雨禍であった。