ウイルスを持つマダニに咬まれダニ媒介性脳炎を発症した道内の男性が国内で初めて死亡したことを受け、稚内保健所は注意を呼びかけている。
 マダニは一般家庭にいるようなダニよりも大きく、体長はおよそ3~5㍉ほどあり笹やぶに入ると体につき咬まれることがある。咬まれた場合は無理に取ろうとすると牙が残ってしまうこともあるので病院に受診し取ってもらうのがよい。
 また、発熱、筋肉痛などインフルエンザのような症状のあるダニ媒介脳炎、おう吐、頭痛などの症状がある重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など死に至るケースもある。
 保健所には今年、相談は来ていないが、昨年はマダニに咬まれたあと体調を崩したという人からの相談が2件あったという。ウイルス感染はなかった。
 予防策として、草木の生い茂る場所に入る場合は肌の露出を少なくするなど対策を施し、咬まれたあとに発熱や倦怠感などある場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけている。