昨日は二十四節気の「処暑」だった。暑さが収まるという時季となり台風が数個襲来したこともあって大分和らいできた。
 稚内地方は台風7号、11号、9号とも影響はなかったが、道東方面では河川氾濫などあり田畑ばかりか人家も被害を受け亡くなる人も出るほど甚大だった。道から被害額が公表されるだろうが数百億円になるのでは。出来秋の収穫時期を迎える前の天災には何と慰めの言葉を掛ければいいものなのか。島国の宿命とはいえ言葉が見付からない。
 ところで稚内漁協のコンブ入札会が22日あり、予想通り上場数が800駄(15㌔)を割り、上質の1、2等検が皆無に等しい数駄しかなかったよう。
 前倒しした自由採取後の好天続きで採取に追われ製品化できなかったのが上場低迷の要因だが、2回目の入札への上等検の上場も少ないようで、いつもなら11月まで4回ある入札会も3回ほどで落ち着くほど量も少ないと聞いている。
 例年であれば200㌧ある数量も今年は半分未満になるものと見られ、稚内漁協にとって屋体骨がグラつきかねない危機感も生まれたのでは―と邪推してしまうが、そのような杞憂を取り去るほどナマコが好漁だったようで、安堵の胸を撫で下ろしているか。
 あと1週間すると秋サケ定置網漁も解禁される。全道的な来遊予想は昨年を上回るようだが、宗谷管内にはどうなのか。
 サケの価格が上昇しているので数獲れれば漁家の収入も増えるので一起こしを大いに期待したい。宗谷の海は宝の海だ。