日ロ洋上

 日ロ洋上会談は19日、宗谷海峡洋上の道漁業取締戦北王丸船内で行われ、オホーツク海での漁具被害防止などについて協議した。
 昨年10月以来10カ月ぶりの会談には、道から水産局漁業管理課の中島国際漁業担当課長宗谷総合振興局の桜庭水産課長ら7人、ロシアからサハリン州国境警備局のアレクセイエフ調整課長ら6人が出席した。
 道側から今年3~7月にかけて猿払~枝幸のオホーツク海沖合いで所有者不明のカニ篭約900個見付かったとし、ロシア側も今年の取締りでトーゴ、タンザニア、ロシア国籍の密漁漁船をだ捕しカニ類51㌧とカニ篭360個を押収したとの説明があった。
 道は昨年、地先沖合漁業で操業する日本漁船がロシア側の厳しい洋上検査を受け競りに間に合わないことがあったことから検査をスムーズに行うよう求めた。これに対しロシア側は操業に影響を与えないよう対応すると答えた。
 ロシア側からは、オホーツク海の不審船取締りについて協力を求める発言のほか、ロシアの排他的経済水域(EEZ)に台湾の船が入ってきているとし発見した際の情報提供を求めた。