リオ五輪が佳境を迎え連日のメダル奪取に日本国中が沸き返っている。レスリング女子の吉田選手の銀は残念だが、伊調ら3選手の土壇場での逆転劇での金には人間の力ではない何かを感じ、改めてスポーツの深遠さを味わせてもらっている。
 卓球では男女とも頑張り団体戦で夫々銀、銅に輝いた。どの選手も不断の努力の賜なのだが、あの愛ちゃん(福原愛選手)の涙には感激してしまった。無垢で綺麗で純粋な目から流れる涙は真珠の涙であった。
 泣き虫愛ちゃんも27歳となり女子チームの主将として臨んだリオ五輪。自身3度目の五輪出場には壮絶な覚悟があっただろう。3歳から卓球を始め20数年間、すべてを卓球に捧げ、普通の女の子ならするはずの恋愛も何もかも封印し、卓球一筋にやってきた愛ちゃんだけに流した涙は胸打つものがあった。
 これからも現役を続け4年後の東京五輪出場を目標にしているのだろうが、筆者としては現役を引退し普通の女性のように恋をし結婚し子供を産み幸せな生活を送ってもらうことを願っている。
 リオ五輪も明日で終わる。ここまでは懸念されたテロもなく順調に日程を消化してきたが、最後の最後まで警戒を緩めず大会を終えることを願っている。
 4年後の東京五輪に向け各国は早くも選手の育成・強化に向かっているが、余りのメダル至上は国も選手も誤らせロシアのドーピングのようになる。
 銅だって4位だって最下位だって感動を与えることができる。力の限りを尽くす4年に一度の大会は人類に啓示を与えてくれる。