今から30数年前、宗谷岬までの国道238号沿道の空き缶など拾うボランティア活動に参加したことがある。車外からのポイ捨てが横行していた時代であり、かなりの量を回収したのを記憶している。この奉仕活動を機にポイ捨ては一切しなくなった。何故かと言うと回収する苦労をしたからであろう。
 車で郊外を運転していたり家の近くを散歩していると未だにポイ捨てされたペットボトルやゴミを入れたビニール袋を見ることがある。散歩の時は回収するよう努めているが、タバコの空き箱、ペットボトルなどと同じ位に捨てられているのがティッシュである。鼻水など水分を含んだティッシュは一度捨てられると余程の風が吹かない限り捨てられた場所に止まってしまう。
 散歩をしていると同じ場所にあるティッシュを目撃する(因みにティッシュは回収しない)。紙類は水分を吸うと捨てられた場所にへばりつくように何カ月も残ってしまう。
 軽いので何処かに飛んで行ってしまうというのは間違いである。
 自分が住むマチを綺麗にするのは市民として当然のことであり、ゴミひとつ落ちていなければ外から来た人の印象もよくなる。自分の家に来客がある前に片付けするのと同じと言ったら語弊あるもさほどの違いはないであろう。
 他人のことだから式ではなく街並みを綺麗にすることで来市する人のためだけでなく、我々市民も穏やかな心持になり、ひいては稚内というマチとしての成熟度も上がる。
 鼻紙とて自分の家に持ち帰り処分するという公徳心が大事だ。