きょう盆入りした。17日頃まで聖園や寺院は祖先の霊の冥福を祈る墓参りで込み合う。
 この時期になると各地区で盆踊りの大会が催され子供たちら地域の人たちが楽しんでいるが、飲食の出店や仮装など趣向を凝らした催しもあり、主催する町内会の人たちにとって用意するのは大変な作業であり御苦労さまと感謝を申し上げる。
 稚内には68の町内会があり、昔は用意する側の人手もあり地域ごとにお盆の何日かを楽しんだものだった。人口が減り町内会活動が一時に比べ停滞するなか、昔のように催しを維持していくのも難しくなっており、中央地区のように幾つかの町内会合同の催しも開かれるようになり夫々工夫しているものの、地域コミュニティーが希薄化する中「これからどれだけ続けていけるか」と将来の開催を危ぶむ声もある。
 テレビに加えスマホや携帯などネット情報化が一段と進み、地域としての集団化(コミュニティー)など大して必要性がなくなっており、以前はそれを都会化と呼んだのだが今は稚内など地方都市にも及んでしまい、都会にいなくても都会の出来事を疑似体験したかのような錯覚を持つ若者が増えている。
 コミュニティーというのは多くの人と交流し、議論を戦わせ団結力を生むことだと思うが、どうも最近は話が苦手というのか、スマホなどの仮想ゲームに夢中になり、他人との交流などそっちのけの若者が多いのが気に懸かる。
 そういうことでは盆踊りは地域コミュニティーの格好の場であり、集まってわいわいがやがやするのもいい。