広島の夫婦

 市による「ちょっと暮らし移住体験事業」が7月から始まり、広島県広島市の古田陽久(65)眞美(61)さん夫妻が、7月29日~8月5日までの日程で下勇知地区で暮らしている。
 稚内市では昨年度から閉校した学校の教員住宅を活用し移住受け入れを実施。今年は7月4日から西浜地区での神奈川県の親子を皮切りに、9月末までに4組が移住体験する。
 2組目となる古田さん夫妻は、世界遺産に関する研究者でこれまでに60カ国を飛び回り研究しているが、移住にも興味があり、昨年10月には北広島市、今年5月にも広島県世羅町での移住体験に参加している。
 移住体験に関するサイトを見て稚内市の情報を知り、日本最北端にロマンを感じて体験することを決めた古田さん夫妻は、27日に広島から千歳に入り札幌で1泊。28日はレンタカーで猿払村に宿泊し29日に稚内入りし、勇知神社祭に参加しては地域住民と交流した。
 4年前にツアーで稚内を訪れたことがあるという眞美さんは「スーパーなど生活者の視点で経験したい」などと話し、陽久さんも「地域住民の皆さんがとても優しくて感謝しています。地域の魅力を発掘したい」と話していた。
 期間中は、ノシャップ岬や利尻島にも行き雄大な自然を満喫したいとしている。