稚内職安管内(稚内市、豊富町、猿払村、幌延町、天塩町、遠別町、利礼3町)の6月有効求人倍率が1・05倍となり、昨年8月の1・03倍を更新し平成18年度以降で最高になった。
 稚内職安によると、6月は求職が新規171人など766人(昨年同月784)に対し、求人は新規312人など803人(同713)の月間有効求人倍率1・05倍(同0・91倍)と、昨年を大幅に上回り、前月5月の0・97倍からも0・08㌽アップした。
 伊藤上席職業指導官は「求職者が減っているのに対し求人は建築、医療関係など増えており伸びたのだろうが、求人の中味を見ると求職者の希望とのミスマッチがあり、雇用状況ひいては管内の景気が好転しているとの楽観的な見方はしていない」と慎重な言い回しだった。
 新規求人の産業別内訳は▽医療、福祉83人(同65)▽卸売業、小売業53人(同55)▽建設業31人(同34)▽他に分類されないサービス業=自動車整備、クリーニング、理美容、パチンコ、清掃など=30人(同27)▽宿泊業飲食サービス業28人(同36)▽運輸、郵便業19人(同13)▽公務・その他15人(同13)など。
 新規求人者は離職者99人、在職者42人、無業者30人。離職者のうち事業主都合は25人 (昨年同月対比28・6%減)。