北海道の最低賃金が今の時給764円から22円上がり786円になるようだ。10月上旬から発効する。
 日給(7時間労働)にし5348円から5502円になり、月給(22日間労働)で11万7656円から12万1044円に3388円上がる。一日7時間労働というのは昼休みの1時間を抜き午前9時~午後5時までとしたが、求人内容を見るとそれより少ない労働時間が多く、月にすると2000円上がるか―というところか。
 それでも今度の諮問案で中小企業の経営者で組織される中小企業家同友会全国協議会は「引き上げは経営をじわじわ圧迫する」と言っているそうだ。個人的には「たかだか」という印象持つものの数百人、数千人の従業員がいると、言うように「圧迫する」のだろうか。経営者と雇用される側の溝が埋まらないわけである。
 現在の最低賃金は北海道は中位だが、東北や山陰、四国、九州の各県の大半は700円まで届かず、沖縄、宮崎、鳥取、高知4県は全国最低の693円の一方、東京907円、神奈川905円と900円を超えている都県もあり現在の地域格差を反映している。
 全国平均は798円である。
 安倍総理はこの最低賃金を平均し1000円にすることを目標にしているそうだが東京など別にし北海道などは何時になることか。1年で20円ずつ上げても10年以上かかる。10年後の経済がどういう状況か判然としない中正に絵に描いたモチの目標であろう。
 非正規労働が全体の4割という中、賃金底上げ求められている。