第9回友好都市経済交流会議が21日午後、ANAクラウンプラザホテル稚内で開かれ、出席した日ロの関係者50人余りは経済発展に向けて活発に意見交換した。
 日ロ定期航路促進会議あとに開かれた会議では、工藤市長が8月1日から運航するサハリン航路を利用するロシア人に対し運賃助成を検討していることや、新たな試みとして稚内とコルサコフを結ぶ貨物チャーター船を今年3回運航する計画を明らかにした。
 サハリンと貿易実績がある市内の民間会社(北友ストア)が貨物船をチャーターし、第1船として8月下旬スイカやメロンなどをサハリンへ輸出する。10月末にユジノサハリンスク市である道北物産展に合わせて2回の貨物チャーター船を運航し、道北地域の農産物を輸送することなどを説明した。
 ネベリスク市からは水産関係でサクラマスの繁殖や冷蔵施設、加工場の整備、コルサコフ市からは観光に力を入れた取り組みやロシア政府からコルサコフ港が自由貿易港に指定されたことを受け、水産関係の冷却設備建設など構想が進められるなどとの話題提供があった。