寝不足

 市教委、市連Pなど主催の稚内市教育講演会は15日夜、東中屋体で開かれ、参加した教員関係者や保護者は子育てについて考えた。
 参会した620人を前に、稚内市学力向上プロジェクト会議のメンバーから市内の小中学生ら3000人を対象に行った生活調査として子供たちの家庭学習、ネットやゲームの利用時間の実態などが報告されたあと、東北大学加齢医学研究所の川島隆太所長=写真=が「スマホ・ネット依存から子どもを守る~豊かな子どもを育てるために大人ができること~」と題して講話した。
 自身の研究データを基に、寝不足や長時間に渡るTVやゲーム、スマホの使用は脳に悪影響を及ぼすと解説した中、脳と睡眠について川島所長は「寝不足の子供たちは学力が低く体が疲れやすい症状が出るのは体内にあるミトコンドリアの働きが下がることで学力エネルギーが上手く機能しなくなることが原因。睡眠不足は学力だけではなく持久力低下にも影響がある」などと話し、「TVを見たりゲームをした後には脳内に情報処理が残る一方、物を考える能力が下がってしまう」などと長時間の使用を避けるよう呼びかけていた。
 最後に親子のコミュニケーションについて「親と子が日頃から会話などで関わり合うことで子供たちの様々な脳力も高まるので日頃のコミュニケーションを大切にしてほしい」と話していた。