衆院選のよう政権選択選挙ではないが、過去に惨敗したことで内閣が変わったこともあるので自民党は経済政策アベノミクスの一層の推進を旗印に、野党野合批判を織り交ぜては慎重に選挙戦を展開し、念願の参院での憲法改正発議に必要な3分の2以上の議席を手中にした。
 自ら憲法改正に一切言及せず潜行し角を隠し―とまで言わないまでも安倍総理はじめ自民党が慎重に構え選挙を戦ったことは明らかであり、勝利によって憲法改正への動きがもたげてくるのは必定であり、我々国民も与党など改憲勢力の動きに注視しなければならないだろう。
 国民投票によって英国のEU離脱が決まり東証株価が下落し為替が円高に大きく振れたように今、世界はグローバル化しており、日本含めG7各国の動向は世界情勢にも影響を与えている。
 この状況下、島国根性丸出しの日本という国の選挙の在り方と議員の質も問われており現在の衆・参院選のままでいいのか―という素朴な疑問はある。
 北海道選挙区には有力5氏ら10氏が立候補した。結果は6年前当選の現職2氏が当選し3人目には大臣経験もあり知事選にも出馬したこともある鉢呂氏がドブ板選挙に徹した柿木氏を退けた。
 民進党は上手く票割りしたが、自民党は柿木氏の知名度不足はあったものの長谷川氏に票が流れ適度な票割りは叶わなかった。
 昔の衆院中選挙区制になった感の参院選。真っ当な仕事をしなければ、涙飲んだ相手が隙を狙っているので十分注意し仕事を全うすることが肝要だろう。