6月22日の公示から激しい選挙戦を展開してきた第24回参院選は10日、審判の日を迎える。参議の半数121人(選挙区73人、比例選48人)が任期の6年を迎えた今回の選挙は自民党、公明党など改憲勢力が非改選議員含め国会発議に必要な3分の2(162議席)に届くかが焦点と言われ、今後の国政にとって重要な位置付けの選挙となる。
 選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられた最初の国会議員を選ぶ選挙は、それなりに高い関心が示されており、元々投票率が高いシルバー層以外の投票全体に一石が投じられるだろうか。
 北海道選挙区(改選定数3)には自民党2氏、民進党2氏、日本共産党1氏のほか5氏の計10氏が立候補し熾烈な戦いを展開してきた。
 北の果て稚内にも公示前を含め6氏が訪れており、本社に寄った候補者の主張を聞く限り現役は6年間の実績を、新人は意気込みのほどを述べ「負けられない」との思いも伝わってきた。
 たかが1票されど1票。だけに棄権せず国民の義務でもある権利を行使しなければならない。

 北海道選挙区には届け出順に柿木克弘(48)=自民党新人=、鉢呂吉雄(68)=民進党新人=、長谷川岳(45)=自民党現職=、水越寛陽(36)=無所属新人=、佐藤和夫(69)=日本のこころを大切にする党新人=、徳永エリ(54)=民進党現職=、森英士(38)=日本共産党新人=、森山佳則(49)=幸福実現党新人=、中村治(63)=支持政党なし新人=、飯田佳宏(43)=無所属新人=の10氏が立候補している。
 改選定数が2議席だった3年前の前回参院選までは自民党と民主党(現民進党)が1議席ずつ分け合っていたが、1議席増えたことで誰が勝利するのか混沌とした状況にある。

柿木 克弘

柿木 克弘

鉢呂 吉雄

鉢呂 吉雄

長谷川  岳

長谷川  岳

水越 寛陽

水越 寛陽

佐藤 和夫

佐藤 和夫

徳永 エリ

徳永 エリ

森  英士

森  英士

森山 佳則

森山 佳則

中村  治

中村  治

飯田 佳宏

飯田 佳宏

「坂本選管支所長談話発表」
 参院選投票を控え道選管の坂本宗谷支所長(振興局長)は次のような談話を発表した。
 今回の選挙は、選挙権年齢18歳以上への引下げ後、初めて行われる国政選挙であり、大変意義深く注目されている選挙です。
 有権者の皆様には6月22日の公示日以来、テレビ・ラジオによる政見放送や選挙公報、さらにはインターネットなど通して候補者や政党等の政策を吟味してこられたことと思います。
 投票参加は、主権者としての意思を政治に反映させることのできる大切な機会であり、皆様一人ひとりの一票は、日本の将来、そしてご自身の明日につながるものです。
 7月10日の投票日には、棄権することなく投票されますことを願っております。

「8日現在の期日前投票数」
 道選管宗谷支所は8日現在の宗谷管内の参院選期日前投票数を集計した。
 稚内市3451人、9町村合計7624人の1万1075人。3年前の前回参院選の投票日2日前に比べ稚内市439人、9町村合計1488人の1927人増えている。
 有権者に占める期日前投票率は19・39%(前回15・38%)。