先週末、イギリスの国民投票でEU(欧州連合)からの離脱が決まり世界中に衝撃が走った。日本の株価も8年前のリーマンショックの時を上回る1300円も下がり、為替の円高も一気に進み1㌦100円を割った。
 英国に進出している日本企業は1000社あり10兆円もの売上を計上しているということであり、欧州の大陸各国と関税ゼロの自由貿易が不可能になることから英国からドイツやフランスなどEU域内に拠点を替えざるを得ないだろうし、今回の東証株価の大幅下落のよう今後様々な影響が出るのに違いない。
 イギリスは嘗つて大英帝国と言われアジアやアフリカに多くの植民地を持ち繁栄を極めたものの、20世紀に入り2度の世界大戦を経験したヨーロッパ各国は互いに経済など連携を深めなければとしてEC(欧州共同体)を作り、発展させた格好でEUが設立され本部はベルギーのブリュッセルに置かれた。
 EU内のポーランドやバルト3国などからの移民が多く、英国人の雇用が奪われ医療など福祉にも不満が募りキャメロン首相の提唱で今回の国民投票となり最終盤には残留派の議員が銃殺されるという事件もあったが英国として独自の道を歩むことになった。
 スコットランド、北アイルランド独立の動きも加速されそうだ。
 日本は米国ほど影響は受けないだろうが、グローバル化する世界経済の潮流は数万㌔離れていても地震の津波のようにやってくるだろうし、稚内とて蚊帳の外のこととして安閑としてはいられない。
 世界の今後どうなることやら。