稚内機船漁協は23日午後、水産ビルで第44回通常総会を開いた。
 風無組合長は、昨年度の状況についてオオナゴ、スケソが若干上回ったもののホッケの数量、金額ともに大幅減少した。爆弾低気圧の影響などで沖底船の稼働率が下がり、製氷の出荷数量が減少し冷凍品販売も伸び悩み利益計上に至らなかったが、担保整理やスケソTAC(漁獲可能量)半減での経営多角化支援事業などにより自己資本比率を前年より若干上げることができたとし「本年度にもうかる漁業支援創設事業を計画通り進め、更に新たな関連対策事業に対応したい」と挨拶した。
 昨年度の市場取扱高は1万3463㌧(前年度比11・5%減)17億1746万円(同31%減) 。オオナゴが前年の2倍以上になったもの、ホッケの大幅な落ち込みを補うことは出来なかった。
 9事業での総利益は2億2913万円(前年3億443万円)、事業利益1836万円 (同5317万円)で事業外利益5869万円。当期剰余金は7942万円(同6998万円) 。
 自己資本比率は24・47%(前期22・73%)と上がった。
 今年度はTPPの大筋合意による水産物への影響を注視。自営加工場で新型空気制御乾燥装置を導入した新たな一夜干し、インターネットショップの立ち上げ、ホッケなどの自主管理による資源回復など基本方針とした。