18~19日にかけての白夜映画祭で「南極物語」と「愛を積むひと」の2本楽しませてもらった。「南極物語」はこれまで何回か見ており特段感想もないが「愛を積むひと」は樋口可南子さんが出演するとあって19日早朝にT・ジョイに出掛けたが、他にも6、7人来ており、味わい深い作品を堪能していた。
 東京の下町から美瑛に移り住んだ夫(佐藤浩市)と妻(樋口)がひょんなことから家の周りに石を積んだ石塀を作ることになり、石を積み上げるのだが愛を積み上げていくというタイトル通りの映画で、心臓病で死期が近いのを悟った妻が生前、夫に宛て書き留めた手紙をモチーフに人間愛の尊さを説くくだりが良く、最近かなり涙腺が緩んでいる筆者は嗚咽を我慢しながら濃厚な2時間を過ごさせて戴いた。
 1980年制作というから36年前の「南極物語」にも佐藤浩市さんは出演しており、樋口さんはもとより佐藤さんの円熟した演技も良かった。
 映画館で観る映画というのは子供時分からもだが他に観客はいるのに自分の世界に入ることができ精神的にもリフレッシュする。無我夢中になり鑑賞することないものの、この数十年間飽きることのない趣味として常にあった。
 一時4館あった映画館がなくなり再点灯した稚内の映画の灯。藤建設の藤田社長と光速憧路の高橋社長お2人の二人三脚によって立派な映画館となり、そこに前市長の横田耕一さんが加わった白夜映画祭。スタッフも各界各層の人が協力しており来年以降もどんな映画が上映されるやら。期待して止まない。