昨15日の朝方、日課のごとく中央地区を歩き稚内信金のATMコーナーに行くと普段よりお年寄りの方が多くおり信金の職員さんも案内役として頭を下げては対応していた。
 2カ月に1度の年金支給日であり、朝早くから年金を下ろしに来ていたことにお年寄りの心持が察せられるようで何かしら身につまされるものがあった。
 筆者の世代は61歳から満額の半分になるが年金を受給できるものの、大半は満額支給の65歳までは定年退職しても働いていかなければならず、現実、雇用延長や他の職場で働いており、65歳からの年金支給まで糊口を凌ぐといっては語弊はあるが、皆んな頑張っている。
 一昔前の60代というと、元気な人が少なかったが、今の60代は若々しく見えるほど壮健な人が多く、70代の方でも驚くほど若々しい人がいる。
 まさに高齢者社会であり、寿命は男女とも世界のトップレベルになっており、高齢者雇用によって現在の雇用状況を改善しようとする企業もあるほどだ。
 この観点から考えると、人口減は確かに地域の経済など衰退させる一因とはいえど高齢者に活躍の場を与えれば人口減の弊害を幾らかカバーできるだろうし、年齢により単純にリストラや採用を手控える負の雇用状況は改善されるやも知れない。
 高齢者は経験も豊富で見識も持ち合わせており、戦力として使わない手はない。
 人口減少時代到来が叫ばれているが、65歳までの生産者人口が全てではない。窮すれば通ずで高齢者に活躍してもらえばいいのである。