7月航路

 13日、北海道サハリン航路の藤田社長が会見を開き、サハリン船舶会社SASCO(サスコ)社が7月からコルサコフ・稚内間で客船の運航を計画していることを明かにした。
 現在、サハリン州内で航路を持ち韓国、コルサコフなどを結ぶ貨物船の航路があるサスコ社と今月2日、日向寺専務が協議した中、①サハリン州政府が運航再開に向けて具体的支援を決めていること②使用船舶が国際航路を就航するための資格や免許をほぼ取得できる見通しが立つ―など一定の条件が整いつつあることから運航を検討しているとし、今週中には再びサスコ社と経費など運航条件の確認のため最終協議を行うことにしている。
 サスコ社の協議結果を踏まえ、来週には市に対し正式な要請を行うことになると述べた藤田社長は「サハリン州は北海道へのインバウンドなど観光に力を入れている。向こうは前向きに航路再開を目指しており、来年以降の定期航路運航に向けてこの機を逃さない」と述べた。
 サスコ社が使用する船は250㌧クラスで200人乗り双胴船タイプの客船を80人乗りに改造。運航期間は7月下旬~9月中旬までを予定し最大20便程度を想定している。
 来年以降も今年の使用船舶や旅客状況、経営状況を踏まえ検討することにしている。