今、日本は地方の分含み1千兆円以上の借金がある。ほとんど国債で国内の生命保険会社や銀行など資金に余力のあるところが購入していることと、国民の預貯金が相当額あることなどからギリシャやアイスランドなどのような国家破綻にはならないが、世界的な格付け会社ムーディーズは今回の増税先送りを受けて日本国債の格付けを下げるようなニュースもある。
 経済は今、自国のことを考えているだけではなく世界的なグローバルな視点を持たなければならず、今はいいが我々の孫子の時代にはとんどもない事態も懸念される。
 やる時には偽りなく実行するという胆力が必要で、そういうことでは安倍さんの決断は慎重過ぎた嫌いがあったのであるまいか。
 東京や名古屋など大都市は別にし稚内など地方の小さなマチは過疎化もあって経済状況は疲弊している。その中での増税延期は有難い事この上ないが両刃の剣と言えなくもなく将来を案じている。
 更には当時の野田総理と安倍自民党総裁との約束事には国会議員の定数削減もあったが、ここまでの結果は約束とは程遠いものであり議員歳費縮減含め、しっかりやってほしいものだ。
 参院選の投票日は7月10日と決まった。増税を先送りしたのだから安泰と予想しているなら知恵の足りない話であり、国民を甘く見ない方が宜しかろう。
 上に立つ人間というのは下々の生活ぶりを聞くだけでなく実際に見なければならない。水戸黄門のよう安倍さんもお忍びで行脚すると国民の辛さが分かるだろう。