愛犬を散歩させる飼い主の姿をよく見かけるが、北防波堤ドームの花壇荒らしは愛犬家として犬にやらせてはいけない愚行である。本紙記事では飼い主のモラルの問題というような趣旨のことが書いてあったが、モラルの問題でなく飼い主である貴方の人間としての問題であろう。
 シカが増え過ぎ自家畑や花壇の野菜や花の被害防止に市民が躍起になっている中、歴とした飼い主がいる犬の蛮行に紙面を割くほど本紙は大きくない。
 犬を飼うということは散歩させなければならないし、その折にするだろう糞の後始末もしなければならない。花壇は花を植えてあるから「花壇」というのであって、仮に散歩中の自分の犬が花壇を荒らそうとするならば諌めるのが飼い主の責務であり、小さな室内犬であろうと、やってはいけないことは厳しく躾するべきだ。
 犬でも猫でも生き物を飼うというのは簡単なものでなく、ただ可愛いというのでは動物を飼う資格はなく、今後は飼うのを止めにした方がいい。
 稚内観光のメッカといえ北海道遺産に登録されている北防波堤ドームには花壇が幾つかあり「稚内のみなとを考える女性ネットワーク」の人たちが手入れし数日前にはアルメリアを植えたばかりで、それが荒らされたのである。
 市民に潤いを与え観光客をもてなそうと植栽された花は稚内にとって財産であり、こんなことで失ってしまうのは本当に情けない。
 くどいが、そのような行為はモラルというより人間性が知れる。社会生活するには守るべき道徳がある。