稚内水試は生態が殆ど分かっていないミズダコの稚ダコ調査研究に取り組んでいる。
 一昨年から調査研究部の佐野主査が生態解明のため、漁師から提供されたメスダコが生んだ卵をふ化させ、稚ダコを飼育してきたものの、いずれも数カ月で死滅してしまい、成果を得られなかった。
 今年は4月に宗谷漁協と留萌の新星マリン漁協から提供された6匹のメスダコを飼育し6~7月の産卵時期を待っている。
 佐野主査によると、今まではプランクトンのアルテミアをエサとして与えていたが、専門家の意見を取り入れて違うものにしていきたいとし「全国の最長記録でも1年ほどしか飼育できていないので、前回の経験を踏まえ出来る限りの手を尽くし研究に挑みたい」と話していた。