松前神楽

 道無形民族文化財に指定されている松前神楽の演奏会が22日夕方、副港市場で開かれ、100人余りの観客が舞い手の勇壮な姿に目を奪われていた。
 松前藩が宗谷場所を開設し300年を迎えたことから、稚内ロータリークラブが節目を記念し開いたもので、後志松前神楽会の小樽や岩内町など神社の神職ら10人が出演し、33座あるうちの9座を奏上した。
 実行委員会の山本泰照RC会長が「ニシン漁が栄えた時代を踊った神楽を楽しんで下さい」、松前神楽小樽保存会の本間清治会長が「350年の歴史があり、自然の恵みや開拓への祈りを込めた伝統芸能に触れて頂きたい」と挨拶。太鼓や笛に合わせて、2羽の鶏が五穀豊穣を祝う二羽散米舞、息災延命や立身出世を祝う翁舞などが披露された。
 70代の主婦は「舞い姿も素晴らしかったが衣装なども目を引いた」と話していた。