鶏卵に劣らないほどの物価の優等生であるバナナの主な輸入先であるフィリピンで“新パナマ病”なるバナナの木の病気が発生しており「壊滅的になるやもしれない」などと昨日朝のニュースでやっていた。
 タックスヘイブン(租税回避地)を暴露した「パナマ文書」と同様パナマの3文字が登場してくるのに何か因縁めいたものを感じるところがある。
 バナナは安い上に栄養価の高い果物で、今を時めくテニスの錦織選手らがセットの間に食べているのを見かけるが病院食にも乳幼児にも欠かせない。
 日本の輸入する85%がフィリピン産であり仮に数年後に壊滅的な被害になるということになればバナナの値段が上昇するのは違いなく、将来の輸入先と価格にも変化が出てくるであろう。
 此方のパナマはまだしも彼方のパナマの方は各国の租税制度、国の根幹に関わることであり、我々一般国民にとってバナナほど影響はないよう?感じるが由々しき事態といえ、各国政府は毅然とした対応・対策を講じなければならない。
 今、世界の富の大半は全人口の小数点以下〝0〟が7つ続くパーセンテージの人に占められていると言われ、その人達が税逃れでタックスヘイブンを頼ろうとする。各国の政府要人もいるというのだから金の亡者のありようには呆れてしまう。
 我々一般庶民はバナナを食べて溜めては子孫に託そうとするなど慎ましいほどの幸せ感で満足しているのに、人間の強欲さを見せつけるがごとく租税逃れに興じる輩には腹立たしさ募るばかりだ。