再開に向け

 17日、北海道サハリン航路の藤田社長が会見し、定期航路再開に向けて人と物流に分けての運航を検討していることを明かにした。
 今後、定期的に情報を公開していきたいとした藤田社長は、これまで運航してきたアインス宗谷のような貨客船が見付からず、人と物を分けた運航再開を目指したいとし、4月共同運航を模索しているロシア側の企業S社から打診があったシンガポール国内で運航している船と、韓国企業が釜山~対馬を結んでいる客船を運航船舶に想定しており、シンガポールの船は外国航路への運航が可能なのか今月末、日向寺専務らが現地入りし調査してくると述べた。
 貨物については稚内市が考えているチャーター船による運航ではなく、S社が釜山とサハリン間で運航している貨物船を稚内に寄港してもらうよう模索しており、韓国や中国では宗谷のホタテなどの需要があるので物が集まれば来年度にも運航を目指したいとした。
 これら検討案を具体的に調査していくため去る16日、北都観光、日本通運、博多~釜山間の定期航路を運航している「カメリアライン」などの関係者で構成のサハリン定期航路調査連絡会議を設置したことも明かにした。