稚内信金から今年1~3月実績、4~6月見通しを示す景況レポートが発表された。取引きのある稚内市など宗谷管内と天塩、遠別雄武3町の141社(回答140)から聞き取りした感触調査から結果をまとめたものである。
 業種によってバラつきあるものの、全業種としては売上額、収益とも前年同期(昨年1~3月)に比べ改善した。しかしDI(数値)はマイナスであり、言葉を替えれば「マイナス幅が縮小した」ということであり厳しい状況には変わりがなく景気回復には程遠い状況にあるといえよう。
 この中で小売業を見てみると、自動車販売と燃料がマイナス100=最大値=、電気製品販売マイナス50、飲食店マイナス42・8なのに対し、大型小売店はプラス50だという。新光町辺りの大型店を見るにつけDI通りなことは納得させられるものがある。
 製造業では土石・骨材のマイナス75が大いに懸念され、骨材では生コン関係の不振が相当なようで1社が廃業するような話も伝え聞いている。
 建設業がそれなりの業績を上げているのに生コン業者のそれは、土木は別にし大型建築が以前から見ると激減しているということを裏付けている。
 商売柄、様々な業界の人と関係あるが、総じて稚内の景気は良くなく、消費は人口減もあって減っているなど正に負(マイナス)のスパイラル現象にあるといえよう。
 昔の夢を見ることなく自然エネルギーなど新しい分野に活路を見出せば―といっても容易なことでない。一発逆転ないのかね。