元々、短腹で瞬間湯沸し器のような気性だが、先日は怒りが頂点に達し烈火の如く怒った。相手が食言、嘘を言ったからである。
 あれほど心から頭に来たのは何年ぶり、いや何十年ぶりのことであろうか。人間は嘘を言えるものだが、いずれ露顕する嘘を平気で言うとは。品性が分かってしまう。相手に対する信用度はゼロになってしまった。
 努力したものの残念ながら成果を見ないこともあろう。上の立場として叱咤するも、それは励ましの意味合いもある。しかし、その場を取り繕るための嘘は聖人君子でない当方は許すことできない。なんでまたバレる嘘をついたのか。
 今、三菱自動車の燃費偽装が問題になっている。同社は以前にもリコール隠しをし社会を騒がせたが、その回復が道半ばにある中、あろうことか燃費を偽るとは。ユーザーへの背信行為であり、補償含め真摯な対応が求められている。
 今や軽は勿論、自動車は燃費を競っており燃費が良くなければ売れないし、とりわけ軽自動車は見向きもされない。それ故に三菱を偽装に向かわせたのだが、いずれバレるとは思わなかったのか。甘い考えも極まりない。
 昔から嘘は泥棒の始まりと言われる。こそ泥のレッテルを貼られるということは社会から抹殺されるということであり、三菱も筆者が激怒した相手も重々そのことを理解しなければならない。
 人間夫々、良い所も悪い所もある。しかし嘘はいけない。 「嘘も方便」と言う言葉もあるがそれこそウソである。世の中、甘く考えないほうがよい。