ざりがに

 市内の、とある小川に絶滅危惧種に指定されているニホンザリガニがひっそりと生息している。
 日本の固有種で北海道と東北の一部にしか生息していないニホンザリガニは、自然環境などの変化により数が減少傾向にあり、稚内でも砂防ダムなど治山工事で生息区域が失われつつあり、今では希少生物の一つとされている。
 この小川は2年前の夏、記録的な大雨で川が土砂で埋まり、その後、復旧工事で土砂が取り除かれたが、ザリガニが姿を消してしまった。近くに住む男性が数日前に山菜採りで山に入ったところ川底にあった落ち葉を食べているザリガニを発見した。
 幼少の頃ザリガニ採りに夢中だったという男性は「昔は稚内の川にもザリガニがいっぱいだった。川遊びは楽しく今では子供たちの遊ぶ姿も見られなくなり寂しいですね」と話していた。