暦の上での連続休暇は終わった。8日の日曜まで続く人は別にしてGWで英気を養い仕事に家事に頑張りますか―というのは一般的な志しなのだろうが、介護など家族の面倒を看ている人には日常と変わらぬ日々であったでしょう。仮に「介護の日」を設け祝日にしても介護のない日はなく、何とかの日と祝日ばかり増やす馬鹿さ加減でなく、困っている人や生活困窮者を助ける真の意味での「○○の日」があってもいいだろう。
 ところでGW中の3日は「憲法記念日」であった。今年ほど憲法改正が論じられる年はなく、安倍総理は今夏の参院選で改憲発議に必要な定数の3分の2以上の議席獲得を目指している。自民、公明の与党だけでない他の政党を加えての絶対多数獲得である。
 GHQ(連合国軍総司令部)主導で1947年制定された日本国憲法の柱となっているのは「戦争放棄、軍備不保持、交戦権否認」の第9条であり「永久に放棄する」と明記されている。
 一部改憲論者はGHQ御仕着せの憲法で自前のものを制定すべきだと以前から騒いでいるが果たしてそうなのか。正に平和憲法であり敗戦国とはいえ、戦後70年間、日本が戦禍に巻き込まれなかったのはこの憲法があったからでないのか。
 参院選から投票権の年齢が18歳に下がる。平和を享受してきた礎に敬意を払うか否かは別にして、国家の行く末を左右する1票になることを重々認識し権利を行使してほしい。
 塵も積もれば山になること失念することなく我々有権者は投票しなければならない。