稚内税関支署は3月の稚内港貿易概況をまとめた。今年1月以来再び活カニの輸入がゼロとなり、貿易額は前月(2200万円)に続いて低水準だった。
 輸出は今年初めて100万円を切る27万1000円(昨年同月対比96・6%減)輸入3300万円(同57・4%減)の3400万円。輸出は3カ月ぶりに減り、輸入は15カ月連続し減少した。
 輸入は活ウニのみで数量は40㌧。活カニに関してはタラバは今年1月以来2カ月ぶりにゼロ、ズワイは昨年12月から4カ月連続しゼロ、毛ガニに至っては一昨年12月10日の日ロカニ密漁密輸防止協定発効後のゼロが続く。
 外国貿易船の入港は昨年に比べ3隻多い15隻。うちカニ船は11隻あったが、稚内で荷下ろしせず小樽などで税関手続きをし高値で取引される中国などアジア圏に多くが流通されているようだ。
 4月分に関しては活カニの輸入が「若干ある」(花野統括監視官)そうだが、貿易の衰退は目を覆うばかりだ。